2014年5月25日日曜日

前期級位審査会 終了

まずは、審査に参加した道場のみなさん、
合格おめでとうございます!

審査会に申し込んだ全員が「合格」するというのは、
道場にとって大変有意義な結果だといえるのではないでしょうか。

もちろん、
審査していただいた高段の先生方による「審査カード」には、
ひとり一人の至らない点が明確に記されています。

それが、今後の稽古でとくに重視し克服していかなければならない課題。
ともに、頑張りましょう!


そして、
道場に子どもを通わせている保護者のみなさんにも、おめでとうを言います。

保護者の努力なしでは、子どもたちは剣道の稽古に通うことはできません。
子どもたちの合格は自分への合格だとも言えるのです。

これからも、ぜひ、保護者として協力しともに頑張りましょう!


最後に、
古関先生、東先生。
若いお二人の熱心な指導に感謝します。

女先生。
体の負傷にも耐え、子どもたちや大人の剣士に勇気を与えてくださり感謝します。

会長のOさん夫妻。
会場の準備、竹刀のメンテナンス、子どもたちへの指導、薬の勧めなど、
心配りには大変感謝します。


明日からも、稽古がんばるぞ~~~。




2014年5月3日土曜日

剣道は「稽古」  練習ではない を考える

うわ~。
難しいタイトルです。久しぶりのアップなのに(笑)

さて、みなさん「稽古」とはどういう意味かご存知ですか?

なぜ剣道では、スポーツでいう練習とは言わずに「稽古」というのでしょうか。

「稽古」の「稽」は、考える。という意味があります。
そこにとどまる、という概念もあります。

「稽古」の「古」は、いにしえ。昔のこと、です。

昔のことを書物などから紐解いて考えてみる、これが「稽古」です。




剣道を指導されてる方がたは、必ず「考えて稽古をしろ」といいます。

ただやるだけでは「稽古」ではないのだと。

昔のことを振り返って考える、という大義にはいくつもの解釈があると思います。


例えば、現代剣道がどのようにして成り立ったのか。それ以前の武士における剣術はどうであったか。

加えて言うならば、一本の面打ちをしたその瞬間から、面打ちをしたことは過去となり、
その過去を振り返って、自分の一足一刀はどうだったのか。

そういったことを考えて鍛える。


窓の外ではサッカー少年たちが練習しています。

私たちは「稽古」をしています。

古きを知って先を見る。
なんて素晴らしいことでしょうか。