2014年10月7日火曜日

気剣体一致 そして 大強即剣

かれこれ2ヶ月ぶりの書き込みです。
筆者しか書き込みしないので、話題に偏りがありますことお許し下さい。

(といっても、閲覧してくださる方が果たしているのか~?wwww)



西区剣道連盟では、火曜日・金曜日の18:30~道場に関係なく志のある剣士が集って稽古をしています。20:00までは主に小中学生が。もちろん大人の剣士もいます。わたしも混じりたいのですが張り切って混じるたびに肉離れを起こしてしまうので、いまはがまんしています(笑) 20:00~は大人の剣士を中心に稽古が行われ、熱心な小中学生はさらに残って稽古を積んでいます。


我道場に春前に入会した小学校5年生がいるんです。

体験からずっと熱心で、とにかく一生懸命。

面を付けるようになってから、週1回の稽古だけではなく西区体育館への稽古に誘ったのです。

最初は戸惑いもあったみたいですが、
お母さんも送迎に努力してくださり、今では常連さんになりつつあります。


それで、火曜日の今夜、体育館の稽古後に、小5の彼は
「なかなか強くなれない・・・・」と落ち込んでいるんですよ!

ふてくされるでもなく、剣道なんかもうやりたくないとかいうでもなく。

その彼はもう一つ名言を残しています。
「強くなりたいんじゃない、勝ちたいんだ!」


すべて彼のお母さんから聴いた話です。

当初は負けることがこの上なく悔しかったけれど、
この頃では、強さから上達を望む彼がいる。


短期間でこれだけの気づきを得て成長していることに、感動しませんか?!



剣道は、一朝一夕には上達しません。
偉い先生方の著書を読めば、異口同音そうおっしゃっています。
こども時代に勝てても、
だからといって成人剣道で強者になれるとは限らない。


気剣体一致 そして 大強速剣


充実した気力と竹刀さばきと送り足がぴたりと一致しなくては一本にはならない。

その一本を目指すために、

竹刀は大きく強くそして速く! 
大は小を兼ねるのです。

それが上達する長くて険しくも近道。

急がば回れ。


小5の彼には、明日の結果ではなく、1年後の結果を目標にがんばろうと声をかけました。