うわ~。
難しいタイトルです。久しぶりのアップなのに(笑)
さて、みなさん「稽古」とはどういう意味かご存知ですか?
なぜ剣道では、スポーツでいう練習とは言わずに「稽古」というのでしょうか。
「稽古」の「稽」は、考える。という意味があります。
そこにとどまる、という概念もあります。
「稽古」の「古」は、いにしえ。昔のこと、です。
昔のことを書物などから紐解いて考えてみる、これが「稽古」です。
剣道を指導されてる方がたは、必ず「考えて稽古をしろ」といいます。
ただやるだけでは「稽古」ではないのだと。
昔のことを振り返って考える、という大義にはいくつもの解釈があると思います。
例えば、現代剣道がどのようにして成り立ったのか。それ以前の武士における剣術はどうであったか。
加えて言うならば、一本の面打ちをしたその瞬間から、面打ちをしたことは過去となり、
その過去を振り返って、自分の一足一刀はどうだったのか。
そういったことを考えて鍛える。
窓の外ではサッカー少年たちが練習しています。
私たちは「稽古」をしています。
古きを知って先を見る。
なんて素晴らしいことでしょうか。
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